Farm 03

CO₂で
なに作ろう?

ガイドをテキストで読む

緑のボンベに詰められているのは二酸化炭素。
新たな素材やエネルギー源として生まれ変わるのを、ここで待っています。

二酸化炭素といえば、排出量の問題が話題に上ることが多いですが、ここFarm Areaでは、ものづくりの原料となるのです。

その象徴とも言えるのが、ボンベの列の先に置かれた器。
素材となる「生分解性プラスチック」は、「水素酸化細菌」という微生物が、二酸化炭素を食べて生み出す成分から作られます。役目を終えると、再び微生物によって分解され、自然へと戻っていく。

日本館では、その「分解」の過程も展示しています。
どこかで、同じかたちの器を見かけるかもしれません。

次の展示へ