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空っぽの水槽…?　とんでもない。
目には見えないけれど、はるか昔から、地球の生態系を支えてきた生きものが、ぐんぐん育っています。

その名は「藻類」。
藻類の起源は、約35億年前。長い時間をかけて水中で進化を重ね、約5億年前には一部が陸上へ進出したといわれています。
進化を繰り返す過程で、長い年月をかけて地中に積み重なり、藻類は、石油や石炭などの化石資源へと変化しました。

水槽の中に生息するのは、「ボツリオコッカス」という名の藻類。石油に代わる資源の有力候補として、いま、注目を集めています。

これから進むのは、藻類のワンダーランド。
静かなたたずまいからは想像もできない、驚くべきチカラを見に行きましょう。