Plant 02

ごみは、
いのちの
はじまりだ

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洞窟のような空間をゆっくり奥へと進む、巨大なベルトコンベア。
野菜や果物の皮、ストローやカトラリー、段ボールなどのパッケージが、次々に日本館の内部へと運ばれていきます。

これは、万博会場で出たごみが日本館へと運ばれるさまを表現しています。
ベルトがカーブする向こうに垣間見えるのは、バイオガスプラント。
日本館では、実際にごみを分解し、エネルギーを生み出しています。

目線を上げると、光が先へと進む壁が現れます。
蛍のように、あるいは流星のように光を放ちながら、あなたを導くように進んでいきます。

この光は、役目を終えたごみが再び生まれ変わる、その息吹を表したもの。
そう、日本館では「ごみ」も「いのち」を宿すものとして、役割を担っています。生まれ変わりのその瞬間を、見に行きましょう。

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